スコットランド→北アイルランド→アイルランドの旅 その②

オスロ昨日まであったかかったのに今日からもう天気も悪いし寒いようです。でもそんなオスロも愛してます、あきたんです。

旅の続き、北アイルランドの首都ベルフェスト編です。

スコットランドからベルファストまでは、こちらのサイトから予約します。
前もって予約していれば28ポンドで行けます。エディンブラセントラルバスステーションからバス→フェリー→バスでベルファストバスターミナルで約8時間。全部寝てたので写真全くありません。でもフェリーは想像と全く違くて豪華客船でした。ま、私は持参したおにぎりにグレープにドリトス食べました。そしてあとは寝てました。ちなみにスパやシネマもあるみたいです。

ベルファストでもホストがぎりぎり見つかりました。セントラルから歩いていける距離のところで良かったです。

偶然、cultural nightと、イギリス最大のスーパーのtesco food festivalが行われていました。首都と言っても大都市ではないベルファストらしいですが、この週末は盛り上がっていました。いい時期に行ったかも。

 

ところでみなさんここベルファストはほんのちょっと前までテロが頻発していたところだったって知ってましたか?私は全く知りませんでした。もはや北アイルランド紛争も全く知りませんでした。世界史でしたかもしれないですけど記憶なし。

北アイルランド問題 – Wikipedia

紛争は、 血の日曜日事件と 血の金曜日事件が発生した 1970年代前半に頂点を迎えた。北アイルランド政府に解決能力がないと見たイギリス政府は1972年、ストーモント議会( 北アイルランド議会)を廃止し、北アイルランドはイギリス本国政府の直轄統治下に入れられた。北アイルランドではRUCとイギリス軍、カトリック系の IRA暫定派、 IRA、、プロテスタント系の アルスター防衛同盟、 …

 

エディンバラのホスト(ベルファスト出身)とベルファストのホストに色々教えてもらいました。短く言うとカトリック教のアイルランド人とプロテスタントのイギリス人の間で北アイルランドを取り合って起こった紛争です。現在も、街の至る所にはmuralsと呼ばれる壁画があります。アートなものもありますが、ほとんどがポリティカルなメッセージの込められたものです。

 

さらに、街の中にはアイルランド系地区とイギリス系地区をわけるフェンスも至るところにあります。

いくつかのフェンスにはゲートがついていて、なんとこのゲート、今でも夜の9時には鍵がかけられるそう。まわれば行き来は可能らしいですが。この2016年にイギリスっていう先進国でこんなことが未だにあるなんて、衝撃。。。

 

イギリス系地区の中にアイルランド系地区(Short Strand)があり、ホストに連れて行ってもらいました。

short-strand

入り口にゲートみたいなのがあるのですが、そのゲートの中は異様な雰囲気でした。いや、その周りもすでに、アイルランド系の子供が石を投げてきたりするのを恐れてイギリス系住民は家の窓に網を張り巡らせていて、異様です。そしてShort Strandの中は、なんというか微妙な天気も合わさって、ちょっと不気味で不安になる空気です。子供も走り回って遊んだりしてるのに、なんでやろ?なんか家も全部同じ作りで、なんていうかよくわからんけど共産主義っぽいっていうか、シェルターみたいっていうか・・・。通りの名前も英語とアイルランド語の二ヶ国語表記。身の危険は感じないが一人では入りたくない雰囲気でした。。。

(ベルファストについて調べているときに見つけたこちらのブログ歴史や街の様子が詳しく書かれています。シェアさせていただきます。)

そして、ベルファストの歴史に興味を示した私にホストはYouTubeを見せてくれました。その見せてくれたクリップが見つからないのですが、YouTubeでBelfast riotで検索すると色々でてきます。

いやいや、これイギリスですか・・・子供らがお互いの民族を完全に嫌って、発言したり行動したりって・・・。今時ならネットでいろんな情報が読めるのに、洗脳じゃないけど、こんな強い嫌悪感を未だに持っているなんて。もちろん歴史は変えられないし過去の恨みは怖いもんやけど、今後もずっと双方が仲良くなることはないんですかね。少なくとも今回見た印象では溝は深そう。それが2か国間の問題と言えども一つの国の中に存在してる、むしろ一つの都市の中で存在してるのが、異様で仕方なかった。

正直、中東あたりでの民族や宗教紛争はテレビやニュースでよく観るし、言い方悪いが慣れた。でもこれイギリスやで。あのウィリアム王子とジョージ王子とか、ワンダイレクションとかベッカムとかのあのイギリスで・・・。めっちゃ先進国ちゃいますの。。。こんな深い闇を抱えている何て全く知らなんだ。

スコットランドのホストによると、北アイルランドで生まれた人は自動的にイギリスとアイルランドの国籍が与えられるらしいです。先のイギリスのEU離脱決定を受け、イギリスのパスポートしか持っていなかった人たちのアイルランドパスポート申請が殺到したらしいです。アイルランドはEUなので、アイルランドのパスポートを持っていれば旅行も仕事探しも移住も今までどおり自由に行き来るからです。

 

恥ずかしながら私が、イギリスという国はイングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドという「4つの国からできた国」だということを知ったのは近年です。そして、「イギリス」の正式名称は「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」です。言われてみれば意味深に北アイルランド連合王国っておまけみたいについてるな・・・。

何度も言うけど、ゆーてもあのイギリスですよ?!?!?!もうそこは私の想像するイギリスとは全く違う都市でした。

 

一応付け加えますが、シティセンターの方は大きなモールやショップ、レストランがたくさんある「いたって普通の市街地」でしたので旅行に行く時も心配なさらず。

 

カウチサーフィンをしていなかったら一生ベルファストに来ることもなかったやろうし、ベルファストの闇の深い地区を歩くこともなかっただろう。またカウチサーフィンのお陰で貴重な経験できました。

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